フォトウェディング・少人数婚はファミリアウェディング

メインビジュアル メインビジュアル

Column

コラム

【少人数結婚式の流れ】親族と親しい友人のみだからできる費用・演出も

更新日:2024年09月09日
【少人数結婚式の流れ】親族と親しい友人のみだからできる費用・演出も

少人数結婚式の流れは、お仕度から始まり挙式に披露宴・会食、お開きののちお見送りと、大人数式と大きな変更はありません。ですが、検討するなかで「少人数と大人数の結婚式の違いは?」と頭を悩ませるおふたりも多いのではないでしょうか。

この記事では、少人数結婚式の流れに加え、親族と親しい友人のみゲストに招いた場合の費用、おすすめの演出などをご紹介します。「少人数だと盛り上がらないのではないか」と不安を抱えている方も要チェックです。

■ 少人数結婚式とは? 背景と費用・人数


少人数結婚式とは

「少人数結婚式」とは、その名のとおり、少人数で行う結婚式のことです。大人数の結婚式と違って、挙式→披露宴といった流れのルールはありません。挙式と会食、挙式と写真、レストランウェディングのような会食のみも、少人数結婚式のパターンの一つです。
自由度が高いこともあり、近年、少人数結婚式を希望するカップルが増加中です。その理由と実際の費用面、ゲストの平均人数について詳しく解説していきます。

◇ 少人数結婚式が増えている理由は「価値観の変化」


少人数結婚式を検討するカップルが増えている理由は、新型コロナウイルスの蔓延にあります。コロナ渦においては感染リスクを恐れ、結婚式を縮小・延期するだけでなく、中止を選択するおふたりもしばしば見受けられました。

これまでも、少人数結婚式がなかったわけではありません。ですがコロナ渦によるライフスタイルの変化によって、結婚式は「大人数でするべきもの」という価値観が見直され、少人数結婚式のニーズが高まっていると考えられます。

◇ 少人数結婚式の平均費用は「10名で100万前後」


気になる少人数結婚式の平均費用は、10名で100万円前後が相場と言われています。40名の場合は350万円前後で、これは大人数式より15万円ほど低い数字です。結婚式の費用をなるべく抑えたいおふたりに向いているでしょう。

◇ 少人数結婚式の平均人数は「10~40名ほど」


少人数結婚式のゲストには、両親を含む親族のみ、もしくは親しい友人までを招くケースが多いです。親族のみの場合は、両家の両親・兄弟あわせ10名前後。友人までを招く場合の人数は、合計30~40名ほどが平均と言われています。

平均は上記のとおりですが、少人数結婚式はゲストの人数にもルールはありません。親族をどこまで招くべきか迷ったときは、費用面や当日のスケジュールと照らし合わせて、両親&兄弟まで、もしくは叔父叔母までを目安にしてみてください。地域差もあるので、少人数結婚式を挙げたことのある知人や友人に訪ねてみるのもおすすめです。

■ 少人数結婚式をおすすめしたい人


少人数結婚式おすすめの人

少人数結婚式に向くのは、費用面を抑えたい方だけではありません。緊張しやすい方やゲストにたくさん写真を撮ってほしい方、凝った演出やおもてなしをしたい方にもぴったり。どんなおふたりにおすすめなのか、詳しくチェックしていきましょう。

◇ (1)アットホームな式にしたい人


少人数結婚式がおすすめなのは、ずばりアットホームな式にしたいおふたりです。大人数の格式ばった結婚式では、どうしても肩に力が入りやすいもの。特に緊張しやすい方は、ちゃんとやろうとすればするほど余裕がなくなってしまう傾向にあります。

少人数の結婚式ならゲストの数も多くなく、見知った顔ばかりなのでリラックスして挑めるはず。会食のみのケースなら、親族とじっくり話ができます。さらにゲスト同士も親しい間柄であれば、リラックスして和気あいあいと楽しめるでしょう。

◇ (2)写真をたくさん残したい人


「結婚式にはこだわらないけれど、写真はたくさん残したい」というおふたりにも、少人数結婚式はおすすめです。結婚式当日の新郎新婦は演出にお色直しにと忙しく、写真に力を入れたプランでなければ、数えるほどしか写真が残っていないということもしばしば。

少人数結婚式はゲストが少ないぶん、親族や親しい友人がおふたりの写真を近くで撮影できます。グループでだけでなく、ゲスト一人ひとりとのツーショットを残すのも難しいことではありません。写真メインの結婚式にしたいなら、フォトウェディングも要検討!

◇ (3)おしゃれな演出やおもてなしをしたい人


ゲストを厳選した少人数結婚式は、演出やおもてなしにこだわりたいおふたりにもぴったりです。人数にもよりますが、大人数の結婚式なら一人ひとりに時間を割くことはもはや不可能。「十分なおもてなしができなかった…」とモヤモヤすることも多いです。

少人数結婚式なら、先述のとおり一人ひとりとツーショットを撮るなど、心のこもった演出とおもてなしを届けられます。演出やおもてなしを工夫して、ゲスト全員に楽しんで帰ってもらいたい方にはうってつけです。

■少人数結婚式のメリット


少人数結婚式メリット

少人数結婚式は新郎新婦のおふたりだけでなく、親族や友人などゲストにもメリットがあります。3つのメリットを通じて、少人数結婚式の魅力を深掘りしていきましょう。

◇ メリット(1)結婚式の準備が比較的ラク


新郎新婦側のメリットといえば、結婚式の準備にかかる時間や労力が少ないということ。一般的な結婚式の準備期間は半年から1年ほどですが、少人数結婚式では短くて2~3カ月ほどで準備が完了することもあります。

少人数なぶん、披露宴の席次決めやお料理のメニュー決め、招待状の作成期間などを短縮可能。仕事や家事で忙しく、準備期間を十分にとれないおふたりにも嬉しいメリットです。

◇ メリット(2)新郎新婦がゆったりと過ごせる


新郎新婦最大のメリットが、式当日に余裕を持って過ごせること。通常、結婚式当日の新郎新婦は予想以上にいそがしいです。進行に追われるうちに終わっていて「まともにゲストと話ができなかった」「お料理の味を覚えていない」といったことも珍しくありません。

アットホームな雰囲気の少人数結婚式は、精神的にリラックスできるだけでなく、進行にゆとりを持たせられます。式当日の感動をじっくり味わえますよ。

◇ メリット(3)ゲストとコミュニケーションが取りやすい


新郎新婦もゲストも嬉しいのが、コミュニケーションしやすいこと。大人数の結婚式では挙式はもちろん、披露宴でも高砂に円卓といったスタイルで、新郎新婦とゲストの距離が遠いことが一般的です。

対して少人数結婚式では、新郎新婦も同じ席につくテーブル配置であることも多く、直接「おめでとう」「ありがとう」を伝えあえるのがメリット。スケジュール次第では、大人数式より10倍ほどの時間をゲストと共にできると言われていますよ。

新郎新婦自らが余興の担い手となる、親族が最前線で演出を楽しみやすい
大人数式の10倍ほどの時間をゲストと過ごせる
新郎新婦がその場その場で直接「ありがとう」を伝えられる

■少人数結婚式の流れ


少人数結婚式の流れ

次に、少人数結婚式の流れをご紹介します。1日の流れを把握しておくと、より余裕を持って本番に挑めるでしょう。

1.挙式の準備(ヘアメイク、着付けなどお仕度)
2.挙式(リハーサル~本番)
3.集合写真撮影
4.披露宴・会食開始(挨拶、食事、演出、余興など)
5.披露宴・会食お開き
6.お見送り

式当日に会場入りしたら、ヘアメイクや着付けといった新郎新婦のお支度から始まります。お支度が整ったら挙式のリハーサルを済ませ、式本番を迎えるのが基本の流れ。式の最後にゲスト全員で集合写真を撮ったら、披露宴や会食会場に移動します。

披露宴・会食の内容はプランによって異なりますが、一般的には「新郎新婦の挨拶・乾杯→食事→演出・余興→両家の挨拶→新郎新婦の挨拶」と移っていきます。最後に新郎新婦によるお見送りやプチギフトのお渡しがあり、少人数結婚式はお開きになります。

■少人数結婚式での演出おすすめ3選


少人数結婚式での演出

少人数結婚式では、ゲスト参加型の演出をたっぷり盛り込めるのが魅力。そこで最後に、おすすめの演出を3つご紹介します。

◇ おすすめ(1)ゲスト一人ひとりにあてたメッセージ


ゲストとのコミュニケーションを重視するおふたりには、ゲスト一人ひとりにあてたメッセージを送るのがおすすめ。花嫁からの手紙といった感動的なシーンに、ゲスト全員分が登場するように工夫すると、涙を誘うことひとしおです。

メッセージを伝えるのが照れくさいなら、ゲスト一人ひとりとハイタッチをするのも素敵。入場にハイタッチ演出を組み込めば、式が一気に盛り上がるでしょう。

◇ おすすめ(2)ゲストによる新郎新婦の他己紹介


親族や親しい友人のみで行うからこそできるのが、ゲストが新郎新婦を語る他己紹介の演出です。ゲストがおふたりに対してどのような印象を抱いているのか知れるほか、もしかするとみんなが知らない新郎新婦の顔が登場するかも。

そのほか、記憶に残っている懐かしいエピソードなども聞けて、新郎新婦・他のゲストともに楽しめるはずです。

◇ おすすめ(3)ゲスト参加型のサンクスバイト


ゲスト参加型のサンクスバイトを楽しめるのも、少人数結婚式の演出ならでは。サンクスバイトとは、新郎新婦がウェディングケーキを食べさせ合う演出のことです。

それを新郎新婦から両親や兄弟、親しい友人に行うと、ゲストも参加した感がアップして思い出に残る式になること間違いなし。ゲストへのサプライズ演出にするのもおすすめです。

■少人数結婚式でゲストと密な時間を過ごして


少人数結婚式本番

少人数結婚式の流れは、基本的には大人数式と変わりません。お支度→挙式リハーサル&本番→披露宴・会食→お開き・お見送りの順に行うのが一般的。ですが、決まりやルールが大人数式ほどないので、自由度の高い式をプロデュースできます。

少人数だからこそゲストとも密にコミュニケーションできて、思い出深い結婚式にできるのが魅力です。「アットホームな式にしたい」「ゲストとの時間を大切にしたい」おふたりは、少人数結婚式をぜひご検討ください。